横浜のこと・ものはじめて巡り-04

「ハマことば」とは??
初めに……文献や研究により、考え方が異なる場合もあります。
※横浜・ハマことば辞典や横浜開港資料館資料(各書籍)、
ホームページを元に作成されています。

<カ行>
カイキョウ(海況)
海洋の状況。海上の模様。
ガクラン(学ラン)
詰め襟の学生服。
「学」は、「学生」の下略語。「ラン」は、舶来の服地を指す俗語「ランダ」(Olanda オランダ ポルトガル語)の下略語。「ランダ」は、ポルトガル語でOlanda、英語ではHollandです。
カステイラ(Castilla)
カステラ。
ポルトガル語。小麦粉、鶏卵、水あめを混ぜて、蒸し焼きにしたお菓子。スペインの古い地方の地名Castilla(カステリア)のポルトガル語読み。その 地方のお菓子のことを指した。その製法を室町時代末期にポルトガル人が伝え、この単語も江戸時代から用いられたと言います。歴史が古いですね!
カタナボリ(刀彫り)
金・銀・プラチナ等の貴金属製品に、英語のデザイン文字や英文を彫り込んでいく工芸。
ヨウホリ(洋彫り)とも言われる。
カッパ(capa)
合羽。
ポルトガル語。天文12年(1543年)にポルトガル船にて来日した宣教師達は、防寒・防雨兼用のこの合羽を身に着けていて、それが武士の世界に取り入れられ普及したと言われています。
カボチャ(Cambodia)
南瓜。かぼちゃ。
天文年間(1532~54年)に、インドシナのカンボジアから渡来したので、この名前が付けられました。もちろんカンボジア語です!方言で唐茄子(とうな す)という地方もありますが、この唐は必ずしも中国を意味するものではなく、「遠い外国」といった意味なのです!もちろん、英語ではpumpkin!
ガリバン(ガリ版)
ヤスリ版。ガリは、「ガリガリ」という擬音語。
この上で鉄筆を使って蝋原紙(ローゲンシ)に文字を書き、それを謄写版で刷った物を謄写印刷と言ったそうです。あやのは、実物を見たことがないのですが、あやのの両親は知っているといいます!!びっくりです♪皆さんもご両親やご祖父母に聞いてみて下さいね!
ガンヲトバス(眼を飛ばす)
スリ特有の鋭い眼つき。スリメとも言う。
キッス(kiss)
接吻。
文久2年(1862年)の『英和対訳袖珍辞書』に初めてこの訳語が載っています。明治時代は、キッスがキスより一般的であったようです♪。
ギヤマン(diamant)
ガラス。ガラス細工。
オランダ語。ガラス切りの為の金剛石を意味するポルトガル語の「ディアマンテ」の訛ったもの。フランス語のディアマン(diamant)がオランダ語を経 ていったきたものとも言われる。江戸時代にビードロの後を受けて、ガラスの意味で用いられた。元々は、ダイヤモンドのこと。ガラスを切る為に使ったことか ら、ガラス細工をギヤマン細工といい、そこからガラスそのものを指すようにもなった。
キヨウ(崎陽)
江戸時代には、鎖国時代に我が国で唯一の官営貿易を行なっていた肥前国長崎を「崎陽」とよんでいた。
キリ(cruz)
「ピンからキリまで」のキリ。
ポルトガル語十字架の意のクルスから転じて十(10)の意。ウンスンカルタの最高の札ということ。
キンコウ(金港)
横浜港。
金の儲かる港ということで付けられた。神奈川の別名「金川」に由来するとも、縁起のいい錦港に通じるからとも言う。“ハマ”で創立年代が古いタクシー会社に金港を掲げたタクシーがありますから、名前の由来はここですね♪
グルバイ(good bye)
さようなら。
グルモウネン(good morning)
おはよう。さようなら。両方に用いたというから、びっくりです!
ゲソ
「下足」という言葉の、下略語から出た言葉。 1.履物。2.親分。親分に下駄を預けたことから…。3.逃げる。「下足を履く」ということは、つまり…逃げるということ!!
コック(cook)
料理人。オランダ語。 オランダ語のkok(コック)であり、その後に英語のcook(クック)が入ってきたが、旧の方がその後も用いられている。フランス語ではcoqよりコークとも言った。
コーヒー(coffee)・コーヒ(koffie)
珈琲。
オランダ語なのは、後者。明治初年頃からコーヒー豆の輸入が始まった。
ゴム(gom)
ゴム。
オランダ語。その後に、英語のgum(ゴム)が入ってきたが、旧の言い方が今も用いられている。ギリシャ語のkommiが、ラテン語のgummiを経て入ってきた。ドイツ語ではgummi、フランス語ではgommeである。
コヤ(小屋)
映画館・劇場のこと。
今は、映画・演劇業界での隠語だが、かつては一般の用語であった。
コンパス(compass)
コンパス。羅針盤。両脚規(ぶん回し)。
フランス語だが、オランダ語のkompas´、ドイツ語のkompassを経て入ってきて、以来用いられている。英語のcompassはその後入ってきた。
コンペイトー(confeito)
金平糖。
ポルトガル語。金米糖とも充てて書く。「糖」は、日本語ではなく、このポルトガル語の語尾と考えられる。英語ではcomfeitto(糖菓)、または comfitで語源は同じです!ところで、今の金平糖は何故あの色と形なのでしょう…?教えてください♪事務局にお手紙待っています!!

横浜のこと・ものはじめて巡り-01

<ア行>

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