日本の開国の先駆けとして開港し当時人口482人だった小さな村は、その歴史から文化・経済の交流拠点として発展し、158年の時を経て人口約373万人を有する大都市となり、現在も開港当時のスピリットを引き継ぐべく、世界の人々が集まる交流拠点都市を目指し発展を続けております。1981年第1回横浜国際デー"プレ横浜どんたく"として産声を上げ、「開港を祝い、港に感謝しよう」というテーマの下、市民が一堂に会する「市民祭」として開催されている『横浜開港祭』は本年で36回目を迎えます。夏の訪れをつげる風物詩として定着した『横浜開港祭』の歴史をしっかりと受け継ぎ、時代にあった工夫を取り入れ、まちの活性化に繋げる為に継続していかなくてはなりません。

第36回横浜開港祭は、6月2日、3日の2日間開催とし"Thanks to the Port"「開港を祝い、港に感謝しよう」~開港からの英知・想いを未来へ繋ぎ次世代との共鳴を広げる市民祭~をコンセプトとし、これまでの歴史を受け継ぎ、更に発展させて実施する事で、横浜開港祭を未来へ永く繋げて参ります。
我々の原点である港に感謝をし、開港という歴史をしっかりと触れて頂き横浜市民と共に港の誕生日を祝い、横浜の更なる発展に維がる原動力として参ります。

6月2日の開港記念日は、港の誕生日であると同時に市民の誕生日とも言うべき記念すべき日であります。現在の横浜を支えている大人たち、次世代を担う子どもたち、さらには孫の世代にいたるまで全ての市民が一体となってその誕生祭を共に創り、祝って参ります。
1年に1度、横浜市民としての自身のアイデンティティを実感して頂く日とし、横浜市民として誇りを感じ、笑顔が溢れ未来の横浜を築き上げる次世代へ繋がる『横浜開港祭』を創り上げます。