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第41回横浜開港祭ポスター

制作者の想い

ポスターをデザインするにあたって、「環境にやさしい町」をどのように表現しようかが、1番悩みました。
最初は、カモメやマンタなど、海の生き物に囲まれている横浜にしようと考えましたが、そうすると水族館のような雰囲気が溢れてしまい、横浜のイメージから離れてしまうと思ったため、あえて生き物は入れませんでした。横浜の魅力は海と個性あふれる街並みだと思ったためです。
そこで、横浜の街をバックに海があるデザインを思いつき、そこにSDGsの要素として海の水を浄化している何かを表現できれば素敵だなと考えました。誰が見てもパッと広大な海が想像でき、海の水を浄化する人工的な要素も入れたデザインとして、最初は船と鯨が浮かんだのですが、いっそ『船と鯨をくっつけちゃおう!』と思い融合させました。
また、コロナ禍で不安な世の中で、この開港祭が希望の光になって欲しいという思いから、海に光を差し込ませて鯨の顔を照らすなどの工夫をしました。
「機械の鯨が海の水を浄化して、横浜の街に清らかな風が吹いている」。そんなイメージを意識してこのポスターを完成させました。

関 唯奈(せき ゆいな)

所属
学校法人岩崎学園 横浜デジタルアーツ専門学校
総合デザイン科メディアコース 2年

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