「ハマことば」とは??
初めに……文献や研究により、考え方が異なる場合もあります。
※横浜・ハマことば辞典や横浜開港資料館資料(各書籍)、ホームページを元に作成されています。
<マ行>
外国船の水夫。オランダ語。船乗り。
外套。
フランス語。袖なしの外套とか、婦人用の長い上着である。
フルーツ店。水羊羹等も、一緒に売っていたらしいです。
アメリカの。アメリカ製の。
Aのところにアクセントがないので、日本人はこのように聞こえたそうです。メリケン粉は、日本のうどん粉とアメリカから輸入して精製した小麦粉を区別するために、こう呼びました。
メリヤス。ポルトガル語。スペイン語のmediasが語源である。
メリンス。スペイン語。メリノ種の羊毛を薄く柔かく織ったもの。
明治初期には、かなりのメリンスが輸入されていました。
本牧前の上略語。中区本牧漁港の漁獲物のこと。
この“ハマ”の代表的漁港で水揚げした魚のこと。エドマエ(江戸前)に対してこのように言う。
金ぴかの大礼服。オランダ語。ポルトガル語ではmogol。
土曜日。
「ドン」は、オランダ語。ドンタクの前夜。日曜日の前夜。ハンドンとも言った。
カレーライスよりも古い語形。
オランダ語。梵語のradaからきた。元々は、「呼び戻す」、「呼び集める」という意味。古くは、軍隊を集めるための太鼓の意味で使われ、軍隊ラッパは、慶応2年(1866年)に幕府軍の兵隊がフランス人教官から教えられた。
ドイツ語。元々は、軍人が背負う鞄のことであるが、小学生のランドセルに転化した。
元々は、ぼろ、屑、廃物の意味であったが、そこから物乞いの人や、不生産的な労働者を示すようになった。ドイツ語。
ラベル。
フランス語では、lettreと書く。英語としてはラベル(label)の意味として、明治初めに入ってきた。
徳川時代にオランダ語から入ってきたが、その後に英語からも入ってきた。
英語の元は、ペルシャ語であり、それがスペイン語、及びポルトガル語から伝わってきた。
人力、または風力で漕ぎ進める日本古来の形式の木造船。