第32回 横浜開港祭：みなとみらいでイベント多数！

1970年3月に発足し、1978年7月に財団法人、1985年6月に特定公益増進法人に認可された。神奈川県の音楽文化創造をミッションとして、神奈川県全域を舞台に多彩な活動を続けている。現在、2009年に常任指揮者に就任した金聖響との音楽作りが話題を呼んでいる。

歴代音楽監督には山田一雄（現在は桂冠指揮者）、外山雄三、ハンス＝マルティン・シュナイトがおり、これまでに常任指揮者を黒岩英臣、手塚幸紀、現田茂夫（現在は名誉指揮者）らが、首席指揮者を佐藤功太郎が、芸術顧問を團伊玖磨（現在は桂冠芸術顧問）が務めた。2013年からはウィーンの指揮者サッシャ・ゲッツェルが首席客演指揮者に就任した。

創立以来開催している定期演奏会は楽団の芸術表現の中核となっており、現田茂夫の提唱により発足した専属合唱団である神奈川フィル合唱団との演奏会形式オペラ上演（2002～2005）が多方面から絶賛されたほか、近年では金聖響指揮のマーラー・シリーズなど、常に新しい話題を提供している。

これまでに「安藤為次教育記念財団記念賞」(1983)、「神奈川文化賞」(1989)、「NHK地域放送文化賞」、「横浜文化賞」(2007)を受賞。「USTREAM」を使用してのリハーサル・演奏会中継や映像配信など新しいメディアにも意欲的に取り組み、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」にも定期的に出演するな ど、多方面で注目を集めるオーケストラである。

金管十重奏にて ドリーム・オブ・ハーモニーに 出演します。

演奏曲は
・ファンァーレ（独奏）
・市歌（共演）
・世界にひとつだけの花〈共演）

神奈川フィルハーモニー管弦楽団は、1970年の創立以来、公共の文化財産として「地域に密着した音楽文化創造」の基本理念のもと、定期演奏会、企業や自治体からの依頼による演奏会のほか、小・中学校を中心にオーケストラ体験と音楽鑑賞教室、病院・養護学校でのボランティア演奏会など、神奈川県内を中心に幅広く演奏活動を続けて参りました。

しかし、今日の厳しい経済情勢に加え、東日本大震災による公演中止等のダメージも加わって、収入の約50％を演奏会収入から得ている楽団の経営はますます厳しさを増しています。

また、以前、赤字経営が続いていた時期の負債が積み重なって、楽団は現在２億１千万円の債務超過（2012年3月末時点）を抱えており、資金調達にも苦慮しているのが現状です。

楽団では様々な経営努力を重ねておりますが、今後も良質の演奏を皆さまにお届けしていくためには、公益法人制度改革に対応し、新たな公益法人への移行申請期限である2013年11月末までに、債務超過を解消し、財政基盤を強固なものにすることが至上命題となっています。 このため、2011年2月に神奈川県・横浜市をはじめ多くの皆さまのお力により「がんばれ！神奈フィル　応援団」が結成されました。同時に、楽団内に「神奈フィル ブルーダル基金」を設け、皆さまからのご支援をお願いしております。

財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団　
http://www.kanaphil.or.jp

神奈川フィルハーモニー管弦楽団事務局
〒231-0004　横浜市中区元浜町2-13　東照ビル3階 　
TEL：045-226-5045　（平日9:30～18:00） 　FAX：045-663-9338　（24時間）